観光コンサルタント西川丈次(じょうじ)ホスピタリティ・コンサルティング|ブログ

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2009年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年10月

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ちょっと照れますが・・・

12年前に一人の経営者と出逢いました。

しばらくお手伝いをした後、
少し疎遠になっていたのですが、
昨年の再会から
また連絡をいただくようになりました。

その方から先日メールをもらいました。


『今思えばあの時の出逢いが
これほど大きな物になろうとは。

12年前に船井総研のセミナーで西川先生と出逢い、
約3年間お世話になりました。
あれから何年経つのやら、
時たまお見かけする先生も、
先日の大阪での勉強会の先生も、
ブログの中の先生も、
ずっとずっと同じことを言い続けられていますね。

ブレず、崇高な理想に熱く、
一直線なのが、なんかすごい。

生きるための小銭稼ぎには目もくれず、
昔から目指すものは一つ・・・

ほんと呆れるくらいに。

先生を見ていると、
ポリシーを持ち、
やり貫くことの大切さを思い知ります。

そして、「人間」「心」「本質」という
キーワードが頭に残ります。
 
厳しい時代ですが、
旅行会社だからこそできる
社会貢献がありそうですね。』

照れくさいようで、うれしくて・・・

でも、これって誉められているのか、
バカと言われているのか・・・

でも素直に感動しました。
ありがとうございます。

自分のことを深く考えたことはありません。

こう生きたい!というより、
こんな不器用な生き方しかできない!
と、言った方が正解なのかもしれません。

ただ、それを「呆れるくらいにすごい!」
と、言っていただけることを
何よりもうれしく感じます。

ブレない根っこ。
多少の水不足でも
枯れない強い根っこ。

台風が来ても倒れない
大地にしっかりと張った根っこ。

こうした根っこを持つ木が、
毎年、美しい花を咲かせ、
甘い果実を実らせるのだと思うのです。


明日、その方に逢いに行って来ます。
楽しみです。


西川丈次(にしかわじょうじ) 


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| 観光コンサルティング | 01:57 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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気遣いのほったらかし!

最近流行りの「お忍びの宿」?
と言ったら、失礼になるのかもしれませんが・・・

気になる旅館に、
シルバーウィークの観光動向調査を兼ねて
泊まって来ました。

館は、未だ新築されて日が浅いのでしょう。
外観は非常に良い印象を持たせるに十分なものでした。

客室数十数部屋。
全ての部屋に24時間掛け流しの半露天風呂、
半分以上の部屋には、さらにもうひとつ露天風呂が付いています。
館内には、大浴場はありませんが、
2つの貸切風呂(半露天、露天風呂2つの湯船)がありました。

当然ながら、
私は全てを体験してきました。

夕食、朝食共に部屋食にはせずに、
個室での食事。
全ての部屋には、眼隠しがされていて、
他の宿泊客と顔を合わせることはほとんどありません。

以前宿泊した「星のや」「岩の湯」と
オーバーラップする旅館でした。

が、なぜかそれらのホテル・旅館と違い
「また来たい!」という強い想いが湧いてこなかったのです。

原因を考えてみました。

答えは、
「おもてなし」にあると感じたのです。

用がなければ客室にはお邪魔しません。
と、HP上でもうたわれていました。
これは、それを望む人には良いことです。
が、それと「おもてなし」は違います。

遠くからやって来た旅人を迎え入れる気持ち、
ゆっくりとくつろいでもらいたいという気持ち、
到着から出発までを楽しんでもらいたいという気持ち・・・
それがないと。

気遣いのお客様だけの時間
勘違いのほったらかし
その差にお客様の心地よさは、
全く違うものを印象として残してしまいます。

どんなに不要な接点を減らそうとしても、
一般的には、販売者と購買者(利用者)が接する場面はあります。
そこに、お客様との接点を減らした分
ありったけの「想い」
伝えなければならないのではないだろうか、と思う。

例えば・・・

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| 旅館 ホテル コンサルティング | 08:26 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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日本の心

俺、今農業やってんねん」(関西ですので・・・)
と、誇らしげに電話をする若者がいる。

そんな話を、
先日視察をさせてもらった農園の園主から伺いました。

10数年前に、一度だけ訪ねたことのある農園。
どうしてもここを一緒に見て、考えていただきたい経営者の方々と
先日、訪ねてきました。

大阪にある農園「杉・五兵衛」がそこです。

IMG_3352.jpg

園主が、38年前の22歳の時に、
当時の日本の農業の在り方とその未来政策に疑問を持ち、
無農薬・有機栽培を独学ではじめられて、
苦労の末に今を築いて来られた農園です。

昔、「あなたのやっていることは、農業ではない!」
厳しい言葉をかけていた人たちが、
今では
 『ここには、理想の農業の姿がありますね。』
と、次々に教えを請いに来るのです。

と、笑顔で語ってくれました。

いただいた園主の名刺には、
こう書いてあります。

『自然を生かし、自然に生かされる
百姓の郷  農園 杉五兵衛は、
自然の中で、豊かに実る一次産業、
それを加工する二次産業・・・
情報・安らぎ・文化といった五次的産業をも含む
農業の理想の姿を模索し、
明日に向かって歩み続けたいと思います。』

非常に心に刺さる文章です。

園主の話では、
最近では20,30代の若い人が
農業を習いたいと研修に来るそうです。

さて、この話をどうお感じになりますか?


働く環境の非常に厳しい時代です。
働く職場がない。
そんな若者が農業でもやろうか・・・と?

ちがいます!

そうじゃないのです。
ちゃんと仕事をしている人たちが、
空いている時間や休みの日に、
ここで働きたい。
農業を学びたい、とやって来るそうです。

その人たちが考えていることは、
ボランティア精神ではありません。
お金のためでもありません。
安心でおいしい野菜を自分で作りたい、でもないのです。

日本の農業を守りたい!
畑や田んぼがあり、そしてそこに住む虫や昆虫・・
そんな風景を残したい!
技術を受け継ぎ、しっかりと次の代に引き継ぎたい!
何よりも、心を育てたい、心の育つ場所を作りたい!

と、考えているそうです。

そんな人たちが、今では100人以上
働いているそうなのです。

ここで採れたものだけを使った料理です。
という食事を昼食にいただきました。

大阪から1時間強。
そこにこの食事を求めて4・5万人の人が
年間にやってくるそうです。

旨い!
身体がこうした物を、やはり求めているのです。
このメニューの価格はいくらでしょうか?

IMG_3335.jpg
その他に、前菜の盆、手作り豆腐の椀、ごはん・香物・お吸い物、デザートなどが出ました。

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| 観光コンサルティング | 14:23 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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新しい私のお気に入りのお店!

お気に入りの店が新潟にできました。

よくご紹介する東京の「カシータ」がプロデュースした店です。
「ジャポナイズ」がその店です。

ウエディングレストランとしてオープンし、
8月末からディーナーレストランとしてもオープン。

カシータの方からそのオープンを聞いていたので、
今月のクライアント企業様の支援日に行けないものかと
社長に声をかけてみました。

「是非行きましょう!予約を入れておきますよ。」
と、うれしいお言葉・・

ワクワクしながら、
先日その店に行って来ました。

近いであろう駐車場に着いてから、
電話で場所を聞き、ゆっくりと歩いて向かいました。

信号で止まっていたら、
道の向こうにいる一人の女性が
ニコニコとこちらに笑顔を向けています。

もしかしたら・・・
ピンポンでした

「○○様ですか?」とお出迎えです。
店までの距離、なんと50m

こんな出迎えを受けたのは、はじめてです。

店の前まで行くと数人のスタッフがまたもお出迎え。
「○○様、西川様お待ちしておりました。
ようこそジャポナイズへ。」

期待感はどんどん膨らむ・・・

そして、
「西川様、お久しぶりです。」と。
たくさんのスタッフに、
うっかりと見過ごしてしまっていたのですが、
その方はなんと、東京「カシータ」の店長でした。

テーブルの上には、
手書きのメッセージが、それぞれにおいてあります。
もちろん私達の名前入りで。

たったそれだけのことですが、
そのうれしさは何ともいえません。

予約の時に名前を伝え、
テーブルが決まっているとしたら、
出来ないサービスではありません。
確かに、手間は掛かります。
でも、その手間が感動を生むことを知っている店だけができ、
店のファン客を確実に創っていけるのでしょう。

うっ???
予約を入れたのは私じゃないぞ・・・
でも私の名前も予め置いてあるぞ!
そうです。
これもサプライズの仕掛けですね。
予約時に、同行者の名前も聞くようにすればできること。

どうやれば、
やりたいサービスが実行できる環境を創り出せるのか!
を考えること。


食事が終って、
ブライダル用のフロアも見学をさせてもらいました。

そして、
席に帰ってきたら、1枚の封筒が置いてありました。
誰か別の人のものかと思い訪ねてみると、
 

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| ホスピタリティ(おもてなし経営)コンサルタント | 19:17 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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届かぬ想い!

伝えたいことがある。
伝えたい人がいる。

でも、
その人に、伝えたいことが伝わらない!

どうやって伝えればよいのか・・・
その術が分からない。

思いっ切り空に向かって叫びたい!
聞いてよ!分かってよ!って・・・

それは、伝えたいと願う者のエゴなのか・・・

しかし、といってそれを飲み込んでしまったら、
自分の存在そのものを否定することに
なってしまのではないだろうか!?
ただ、伝えたい!
その願いはいつか届くのだろうか・・・



先日、空港のチェックインカウンターで
こんなことがありました。

とても些細な事です。
搭乗手続きをお願いしました。
ところが、時間がかかっているのです。
後から手続きに来た人が、
次々に搭乗券を持って進んでいきます。

どうしたのだろうか?
不安になって来ました。
予約が入っていなかったのだろうか?
搭乗便に遅れでも出ているのだろうか?
頭の中は、最悪のことを想定しようと
グルグルと回っていました。

そして、
「何かあったのですか?」と尋ねました。

その解答に、
いけないと思いながら、
腹立たしい気持ちを持ってしまったのです。

「申し訳ございません。」
が、私の問いに対する回答でした。

もう一度、
「なぜこんなに時間がかかるのですか?」

「申し訳ございません。」

クレームを言っている訳ではないのです。
ただ事情が知りたかっただけなのです。
しかし、
「申し訳ございません。」としか返って来ません。
日本語が通じないかのように・・・

多くのクレームは、実はこうして生まれているのです。
単なる問い合わせが、
その受け答えで、「クレーム」となってしまうのです。

伝えたかったこと、聞きたかったこと・・・
その想いが届かない時に、
人は本当に悲しくなってしまうものです。
やりきれないくらいに・・・

それが、怒りとなり、またクレームとなるのです。


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| 旅館 ホテル コンサルティング | 01:20 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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